アスタキサンチンにも副作用があるってほんと?

緑黄色野菜
健康食品からスキンケアまで、近年多くの製品に含まれているアスタキサンチンですが、気になるのがその副作用です。 その前に、まずアスタキサンチンにはどのような効果が期待されているのかをご説明します。 アスタキサンチンはカロチノイドと呼ばれる、天然の色素成分です。私たちが身近に見かけるアスタキサンチンといえば、エビやカニなどの甲殻類、サケの切り身などに見られる赤色の色素です。アスタキサンチンはタンパク質と結合している間は黒っぽい青灰色ですが、加熱することでタンパク質が変性すると、アスタキサンチンはタンパク質を離れるため、本来持つ赤色を呈するようになります。エビなどをみるとわかりやすいですね。

そんなアスタキサンチンですが、近年の研究により、摂取することで様々な効果があることが解明されてきました。
その中でも特に注目されているのが、その高い抗酸化力です。
実は私たちの体は日々活性酸素という物質によるダメージを受けています。活性酸素は本来私たちの身体に無くてはならないものですが、ストレスや過度な運動、喫煙などにより過剰に発生することで、私たちの身体を酸化(攻撃)してしまいます。
この活性酸素を除去するはたらきを持つと言われているのがアスタキサンチンなのです。

活性酸素を除去することで、疲労回復や眼精疲労の改善、美肌効果が期待されています。

アスタキサンチンの副作用

ここで今回の本題である「アスタキサンチンの副作用」について再度考えてみたいと思います。
ここまで良い効果ばかりだと、副作用を疑ってしまいますよね。

過去にもイソフラボンやビタミンEなどのように、過剰摂取により体に何らかの弊害が出たり、飲み合わせの悪い物質があったりすることは、まれなことではありません。
そこでアスタキサンチンについて何か副作用がないか調べてみたのですが、驚くべきことに副作用と呼べるような弊害がほとんどないことが分かりました。

緑黄色であるカロテノイド

唯一副作用と呼べる事例は、緑黄色の色素のひとつであるカロテノイドと一緒に服用すると、少しカロテノイドの吸収が悪くなることです。しかし、これも副作用と呼ぶには微々たる事例で、カロテノイドの効果を全く無にしてしまうものでもありませんし、ましてや一緒に服用することで体調を崩すような事例も報告されていません。

また、甲殻類アレルギーの方は、症状が出ないか心配されるかもしれませんが、一般的にサプリメントや化粧品に含まれるアスタキサンチンは、ヘマトコッカス藻と言われる藻由来のものですので、アレルギーの心配もないとされています。

どうしても心配な場合は、服用前に医師に相談してみるのも良いでしょう。
このように、今のところ大きな副作用は報告されていませんので、安心して服用できる物質のひとつであるということができるでしょう。